ネントレは挫折する人が多いって聞くけど…
成功するコツとかあるの?
そんなパパママの疑問を解決します。
私は2人の子どものネントレに成功しています。
成功までは一筋縄ではいかず、あきらめようと思うこともありました。
けれど、結局はやり遂げ、子どもがご機嫌の時間を長く確保し、自分の自由時間を持つこともできました。
その経験を、これからネントレを考えている、もしくは今ネントレで行き詰っている人たちのためにまとめておきます。
結論から言えば、ネントレは何時からでも始められるし、いずれできるようになります。
ただし、月齢が早いうちにやるほうが短期間で習得できるのは確かです。
けれど、手遅れだと嘆く必要もありません。
焦らずじっくり赤ちゃんと向き合えば、いずれネントレは成功します。
挫折しそうになった時は、何ができてないかを確認してみてください。
ネントレ成功のためのポイントは?
ネントレはルールさえきちんと守れば、いつか必ずできるようになるものです。
少しやってみて「うちの子には向いてない…」というのはちょっともったいない…
うまくいかない時は、一度やり方を見直してみて、問題なければそのまま続けてみましょう。
家族間の意識を統一
ネントレをするにあたって、家族の間で決まり事を確認しておきましょう。
話し合う項目は以下の通りです。
- 1日のスケジュール
- 寝かしつけの方法
本を参考にするなら、付箋を貼っていつでもスケジュールの確認ができるようにしたり、リビングの見えるところに貼っておきます。
寝かしつけの方法もあらかじめ伝えておかないと、せっかくお母さんがネントレを頑張っていても、その傍ら、お父さんが抱っこで寝かしつけをしていると、赤ちゃんは混乱してしまいます。
なので赤ちゃんに関わる同居家族すべてが一律に実行できるように話しておきましょう。
そして、同居していない家族にも伝えるとなおいいです。
事前に話していないと、ネントレのための行動を理解できず「赤ちゃんがかわいそう」などと、誤った解釈をされてしまいます。
頻繁に泊まりに来たり、行ったりする関係の場合は、事前に話しておけば過ごし方もネントレに合わせたものにすることができ、外泊をしてもネントレのリズムが崩れることはありません。
お気に入りの睡眠アイテムを見つける
ネントレをしていない人に良くあるのが、授乳しながら寝落ちするというパターンです。
授乳しながらうとうとと眠る習慣がついている赤ちゃんは、おっぱいなしでは眠れなくなってしまいます。
…ということは、常にお母さんが必要になるということです。
早いうちに、おっぱいに代わるアイテムを用意しておきましょう。
- 音楽
- 毛布
- ぬいぐるみ
- おしゃぶり
- おくるみ
など、毎回同じ条件で用意できるものにしておきましょう。
睡眠アイテムが決まっていれば、おっぱいがなくても一人で眠ることができます。
要はお母さんがいなくても、だれでも寝かしつけができるようになるのです。
複数のアイテムを常に持たせていれば、1つが洗濯していてもある程度落ち着いてくれます。
毛布などは洗い変えように同じものを2枚用意するのも手です。
毎日続ける
ネントレをすると決めたら、きちんと続けましょう。
授乳やお昼寝の時間はきっちりでなくても構わないので、守りましょう。
眠るときは赤ちゃんが起きた状態で布団に置く、そしてすぐに抱き上げないという流れも守ります。
詳しくは各月のネントレスケジュールを確認してください。
ただし、どうしても赤ちゃんがぐずって眠らない時、お母さんがつかれているときはギブアップしても大丈夫です。
今日は5分で終わり…という日もあっていいんです。
ただし、疲れているからそのまま抱っこで寝かしつけてしまおうというのはNGです。
赤ちゃんは順応性がすごくよく、1度抱っこで寝かしてしまうと次も抱っこを求めるようになります。
一度添い寝を始めると、なかなか添い寝をやめるのも難しくなります。(経験あり…)
短時間でもいいので、毎日、毎回、眠るときは1人という練習は続けてください。
赤ちゃんを観察
お昼寝時間が近づいてきた赤ちゃんの様子をよく観察してください。
眠たいサインが出てくるかもしれません。
赤ちゃんは疲れすぎてしまうと、ハイになり、1人で眠れなくなってしまいます。
疲れのサインがよくわからないうちは、疲れすぎで眠れないということがあると思いますが、赤ちゃんが大きくなって感情表現が豊かになったり、こちらが些細な変化に気づくようになると、自ずと疲れたタイミングがわかるようになります。
また、1人でベッドに入っているときも、1人寝が身につくまでは泣いて私たちに助けを求めることがあります。
この時も、ただ親を呼んでいる泣き方と、眠たくて辛い泣き方は全く違うのです。
おしゃぶりの合う、合わないを赤ちゃんの様子で判断することもできます。
言葉は話せませんが、赤ちゃんの様子や泣き声には情報がたくさん詰まっています。
しっかり観察して、赤ちゃんが今何を訴えたいのか見てあげましょう。
ネントレを成功させようと焦らない
焦りは赤ちゃんに伝わります。
親が焦りを感じていると、赤ちゃんはなかなか寝付くことができません。
ネントレは、赤ちゃんにとって新しい習慣です。
新しい習慣を身に着けるのには時間がかかります。
焦らずじっくり付き合ってください。
上記のチェック項目がクリアできていれば、自ずとネントレは身についてきます。
【まとめ】小さな積み重ねがネントレ成功には不可欠
以上がネントレを成功させるポイントでした。
あらためてポイントをおさらいしてみましょう。
これらはすべてあたりまえのことです。
あたりまえのことをコツコツとこなしていけば、いずれネントレは身に付きます。
ネントレをした子どもたちは、落ち着いていて笑顔をたくさん見せてくれます。
眠るのに苦労せず、親である私たちも自分の時間を確保できます。
お互いに笑顔になれるネントレなので、挫折することなく、やり遂げてくれる人が少しでも増えてくれることを祈っています。