「お母さん、これ買って!」
散々ねだられて買ったおもちゃが、もう部屋の隅に…
そして、無尽蔵に増え続けるおもちゃに、もううんざり…
子どもはやたらおもちゃをねだるのに、案外大切にしてくれません。
そんな子どもと一緒に、世界にひとつだけのおもちゃをつくってみませんか。
我が家の長女(4歳)に、工作ブームがきて、いいことがたくさんありました。
ハサミやテープをきちんと使えるようになると、簡単なものならどんどん作れて、いいこともたくさんです!
これは是非、みなさんに広めなくてはと思い、まとめてみました。
材料は安く手に入る!
手作りおもちゃの材料は、安く準備することができます。
子どもと一緒に手作りすることを考えると、子どもが扱いやすい素材がおすすめです。
- 折り紙
- 画用紙
- シール
- マスキングテープ
- 新聞紙
- 割り箸
- つまようじ
- ダンボール
- 食品トレー
- トイレットペーパーの芯
- ティッシュの箱
など。
100均で買えるものから、家にあるものまで。
なんでもおもちゃの材料になります。
普段捨てているものも、子どもにとってはおもちゃの材料になるかもしれません。
子どもがおもちゃを作るメリット
現在の能力がわかる
実際に何か作ってみるとわかりますが、思った以上に子どもはいろんなことができるようになっています。
日中、保育園や幼稚園にいっている子は特にです。
- ハサミやテープがどのくらい使えるのか
- 折り紙や新聞紙の扱いにどのくらいなれているのか
- どんなことを考えておもちゃを作っているのか
親の知らない顔がたくさん見れると思います。
是非、その目で確かめて見てください。
手先が器用になる
様々なおもちゃ作りを通して、道具や材料の扱いに慣れ、手先が器用になっていきます。
紙の切り方にしても、はじめは細かい部分を親に頼んでいても、次第に自分で学んで1人で上手に切れるようになっていきます。
想像力が豊かになる
考えていたものを形にすると、うまくいくときもあれば、失敗することもあります。
トライ&エラーを繰り返し、作っていきます。
また、何かを真似して作るときに、観察したものをどう手持ちの材料で表現していくか考えるのも、想像力を高めます。
作る時間も遊ぶ時間
買ったおもちゃは、箱を開けて遊ぶところがスタートです。
けれど、手作りおもちゃは作る時間も遊びです。
試行錯誤しているときも、子どもは楽しんでいるのです。
作る時間もかかるし、そのあと完成したおもちゃで遊ぶ。
1度で2度美味しいですね。
作品をアップデートできる
おもちゃが完成して、遊んで終わる場合もありますが、さらにアップデートをして別のものになる場合もあります。
大人がヒントを出して行くだけで、子どもはどんどんアイデアを出してきます。
それをどう再現するかは親子で考えていきましょう。
手作りおもちゃの可能性は無限大です。
作るときの注意点
今回は、道具がきちんと使えるようになった子向けなので、定番の「誤飲注意」は外しています。
それでも、親がしっかり確認して注意していきましょう。
道具の使い方
ハサミやテープ、のりなどを使うので、正しい使い方はしっかり確認しておきましょう。
小さな子どもは好奇心旺盛で、少し目を離すと、思いもよらない使い方をしている場合があります。
我が家の長女は、ハサミの収納をダンボールにブスリと刺して収納していました。
彼女なりのこだわりがあるのだとは思いますが、危ないのできちんと片付けるよう注意をしました。
片付けまでがおもちゃ作り
基本的に、手作りおもちゃは部屋が汚れます。
紙の切れ端や、ダンボールのカスなど。
道具もたくさん使うので、完成した頃にはぐっちゃぐちゃ。
完成したおもちゃで遊ぶ前に掃除を促して、部屋を綺麗にするまでがおもちゃ作りだと伝えておきましょう。
道具はきちんと元に戻し、小さなゴミはハンディクリーナーやコロコロを使い、自分で片付けてもらいましょう。
作品の最後を相談する
端正込めて作ったおもちゃもいつかはさよならしないといけません。
子どもにとっては正解にひとつだけのおもちゃなので、愛着もひとしお(多分…)
保管スペース以上に増えたり、破損した時のお別れについて、相談しておきましょう。
写真に撮って廃棄したり、新たなものに作り替えたり。
それぞれのお別れがあると思います。
初めから、相談しておくことで、スムーズに処分できます。
おもちゃの処分に限りませんが、親の独断で決めると、子どもは納得がいかず怒ってしまいます。
話し合って、子どもが納得した上で行動をすれば、イヤイヤはかなり少なくなります。
【まとめ】世界にひとつだけの手作りおもちゃで楽しく遊ぼう!
大人が思う以上に、子どもが自分で作ったおもちゃは大切にします。
高い既製品のおもちゃでは味わえない、愛おしさが手作りおもちゃにはあるのです。
親子で一緒に作ることでコミュニケーションも増えますよね。
是非、子どもと一緒に、世界にひとつだけの手作りおもちゃを作ってみてください。