子どもがお友達とケンカ… 親はどう対応すればいいの?
そんな疑問を解決します!
保育園や幼稚園で、担任の先生にお友達とケンカをした報告を受ける。
ママ友同士の集まりで、子ども同士がケンカを始めてしまった。
そんな時に、親である私たちはどう対応していけばいいのでしょうか?
私も保育園で娘がお友達とケンカしたと聞いて、娘にどう対処したらいいのかわからなかったので調べてみました。
この2点を説明していきます。
結論から言うと、親は子どもの気持ちをドンっと受け止めるのが役目です。
子どものケンカは成長に必要
子どもがお友達とケンカするということは、子どもが成長している証です。そして、子どもがさらに成長するのに必要な過程です。
子ども同士のケンカが、子どもの成長にどのように関わっているのか見てみましょう。
ケンカで子どもが成長する理由
子どもは友達とケンカすることにより、他の人が自分とは違う考えを持っていることを知ります。そして、友達とのケンカを通して、自分の気持ちを相手に伝える力を養います。
子どもはケンカすることにより、人と関わっていく上で必要な能力を得ていきます。🔽
- 相手の気持ちを考える
- 相手のために自分を抑える
- 問題を解決する力を身につける
- 気まずさ・寂しさを通して、人間関係の大切さを理解する
ケンカをすることは、悪いことのように思えますが、結果として子どものコミュニケーション能力の向上につながります。
子どもがケンカをしたと聞くと悲しい気持ちになるけれど、成長するために必要な行程と思えば、悲観しなくてすむね。
ケンカは子どもの成長によって変わる
子どものケンカの要因は、成長の段階によって変わっていきます。
ケンカの原因も、物理的なものから、社会的な要因が加わり、複雑化していきいます。
ケンカの原因 | 相手への攻撃 | |
幼児期 | 【身体的な要因、身の回りに関すること】 おもちゃの取り合い、体がぶつかる | 【物理的な攻撃】 叩く、突き飛ばす |
幼児期以降 | 【社会的要素が加わる】 ルール違反、うそ、陰口に対する抗議 | 【心理的攻撃】 言葉で追い詰める |
確かに、小さい子どもは悪口の言い合いでケンカはしないね
子どもがケンカをしたときに親ができることは?
子どものケンカは成長に必要不可欠で、避けて通れないことがわかりました。
では、いざケンカの場面に遭遇したり、保育園や幼稚園で報告を受けたら、親はどう対応したらいいのでしょうか?
子どもたちがケンカを始めたら…
子どもたちがケンカを始めたら、親はすぐに叱らず、ただ見守りましょう。もちろん、ケガの恐れがあるときは例外です。
ケンカや仲直りの過程を通して、子どもたちはコミュニケーション能力を高めていきます。
ケンカを仲裁したり、注意したい気持ちをぐっとこらえて、子どもたちの成長を見守りましょう。
見ててひやひやするけれど、ぐっと我慢…成長する機会を親である私たちがつぶさないようにしよう!
子どもが助けを求めてきたら…
ケンカがあまりにヒートアップして危険だったり、子どもが助けを求めてきたら、親が助け舟を出してあげましょう。
その時、親がしてあげたいことは以下の通りです。
- 子どもの話を聞く
- 足りない言葉を補い、推測しながら状況を整理
- 気持ちを受け止め、子どもを落ち着かせる
注意したいのは、子どもがケンカした相手の悪口を言っていたら、同調したり、叱ったりしないことです。叱られると、子どもは心を閉ざしてしまい、気持ちを素直に話せなくなります。
親はただ、子どもの気持ちを受け止めて、寄り添いながら話を聞いてください。
ただ受け止めるだけってことが結構大変なんだけどね。
【まとめ】子どものケンカは成長するチャンス!
子ども同士のケンカは、見るのも聞くのもヒヤヒヤします。自分の子どもがつらい思いをするのではないかと思うと、気が気じゃないですよね。
けれど、子ども同士のケンカは子どもの成長のため避けて通れず、むしろレベルアップのチャンスです!
口出ししたい気持ちをぐっとこらえて、一歩下がったところで子どものことを見守りましょう!
そして、子どもが助けを求めてきたときは、心に寄り添うようなフォローをお願いします。
私たちが思っている以上に子どもは自分でトラブルに立ち向かうことができます!
子どもの叱り方の時にも感じましたが、親は子どもを信じて任せる姿勢が大切ですね!