出産後の病室って、どっちにした?
母子同室も母子別室もやってみたよ!
2人出産して、どっちも経験した私がどっちがおすすめかお話ししましょう。
出産して、通常であれば約1週間、病院で過ごすことになりますが、産後の過ごし方って悩みますよね。
- 母子同室
- 母子別室
- 大部屋
- 個室
などなど…
出産で初めて入院を経験する…という人は特にどれにしたらいいか迷いますよね…
病院によっては「全員個室で母子同室」のところや、「個室にするなら母子同室」というところもあるので、病院を予約する時点である程度考えておかなくてはいけません。
- 母子同室・母子別室のメリット・デメリットがわかる
- 大部屋・個室のメリット・デメリットがわかる
- 出産経験者のおすすめの過ごし方がわかる
2度の出産を経験した私の結論は、
- お金に余裕があれば、個室で母子別室
- 節約するなら、大部屋で母子別室
とにかく、母子別室が断然おすすめです!
なぜなら、出産直後の1週間は母体の回復に専念できる貴重な時間であり、ママが1人で過ごせる最後の時間になるからです。
あくまで私の主観ですが、少しでも産後の入院生活を悩んでいる方の参考になればと思います。
産後の1週間は本当に貴重な時間だよ!
母子同室はするべき?
私は母子同室も母子別室も経験した結果、産後は母子別室がおすすめという結論に至りました。
主な理由はこちら。
- 母子同室はかなりハード
- 産後はママの体の回復に専念するべき
- ゆっくり1人で過ごせる最後の時間
順番に説明していきます。
母子同室はかなりハード
私は長女の出産時に、産後3日目から母子同室を経験しました。
助産師さんに勧められて、言われるがまま母子同室を実行…
生まれたての赤ちゃんと過ごす時間は何とも言えない幸福感でいっぱいで有意義でした。
そして写真も撮り放題!
生まれたての赤ちゃんって、毎日顔が変わるので見てて飽きません。
ですが、昼夜問わず泣く長女にビクビクし、とにかく音を立てないように、起こさないようにと神経を使っていたのも事実です。
タオル1枚をカバンから出すのにも慎重に動いていました。
また、右も左もわからない状態で、病室で1人で赤ちゃんの世話をするのは難しく、きちんと授乳できているのか…おむつは大丈夫か…と何かとやたら赤ちゃんと一緒に授乳室へ行っていました。
母子同室は、生まれたての赤ちゃんと沢山触れ合えて幸せを感じられる一方で、とにかく気が休まる時間が少なくなかなかリラックスできませんでした。
想像以上のハードスケジュール
産後の1週間はママの体を回復する貴重な時間
出産した直後は、壮絶なイベントに脳が興奮して、なかなか疲れを感じにくいですが、自分が思っている以上にママの体はボロボロです。
産後はとにかく、眠れるときに寝たほうがいい!
ですが、母子同室だと、隣に赤ちゃんがいるので気が張ってなかなか眠れません。
赤ちゃんを起こしてしまうのではないか…
赤ちゃんに何かあったらどうしよう…
と、となりに赤ちゃんがいるとなかなかぐっすり眠ることができませんでした。
また、1人で戸惑いながらの授乳は、必要以上に時間がかかり、貴重な睡眠時間が削られてしまいます。
育児は入院中の1週間だけではありません。
助産師さんに赤ちゃんを見てもらえる今のうちに、しっかり体力を回復して、退院後の育児に備えてください。
実は体は悲鳴をあげているよ…
ゆっくり1人で過ごせる最後の時間
出産後の入院期間は、ママが1人で過ごせる最後の時間です。
赤ちゃんは眠ってばかりだから…と油断しているかもしれませんが、本当の本当に、この入院期間が終わると、自分の時間は一切なくなります!
眠たい時に眠れないのはもちろん、1人でゆっくり食事したり、好きな時間にお風呂に入ったり…パートナーの十二分な協力があっても、満足に時間を過ごせないことは沢山あります。
病院の中だし、体もボロボロで好き放題過ごすことはできませんが、母子別室なら、授乳の時間以外は自由時間になります。
わずかな自由時間を悔いのないように過ごしてください。
誰にも気兼ねなく過ごせる時間は本当に貴重だよ!
大部屋と個室…選べるならどっち?
私は個室と大部屋、どちらも過ごしました。
金銭的に余裕があれば個室を選べばいいと思いますが、大部屋でも案外快適に過ごせました。
次出産するとしたら、多分私は大部屋を選びます。
個室ならすべてが自分専用!
出産する病院や助産院によって、設備は違うと思いますが、個室を選ぶと、1人部屋なのはもちろん、トイレやシャワールームも自分だけで使うことができます。
大部屋に入ると、シャワールームやトイレはみんなで使うことになるので、トイレの順番待ちや、シャワールームの時間制限があり、自分の思うようにいかないことがあります。
特に産後は、悪露があったり、会陰切開や会陰裂傷でお股に傷ができて、満足に動けない人も多いので、トイレやシャワーは時間がかかりがち…
悪露がもれてしまったかも…と思ったときにすぐ自室のトイレに駆け込める個室はとても便利だし、気持ちが悪ければすぐシャワーが使えるのも頼もしいです。
大部屋でも案外静か!
大部屋だと周りが気になる…リラックスできない…
と思い不安になる人もいるかと思いますが、案外大部屋でも問題ありませんでした。
産後はみんな疲れているので、眠っている人が多く、病室は案外静か…
衛生面の問題で一般病棟のように、見舞客が病室に出入りすることもなく、授乳で部屋にいないことも多いので、そこまで音が気になることもありませんでした。
ただし、騒々しい人にあたると一気に状況は一変します。
ビニール袋をガザガザ言わせる人や、平気で病室内で電話をする人にあたってしまうと不快な時間を過ごすことになります。
こればっかりは運ですが…
同じママ同士なので、周囲に気づかいしてくれる人が多いように感じます。
同じ部屋でママ友ができることもあるみたいだよ!
個室はお金がかかる!
当然ですが、大部屋は個室よりも安く費用を抑えられます。
金銭的に余裕があれば、個室が断然おすすめなのですが、節約したい人は大部屋にしておきましょう。
病院や産院によって異なりますが、私が出産した病院の場合、個室は1日5000円〜7000円の上乗せでした。
5日入院で、25000円〜35000円の追加出費です。
しかも、入院や退院の日で数時間しか病室にいなくても1日分の料金が加算されていました。
そして、部屋代は医療行為ではないので、医療控除に含まれません。
この差額があれば、ベビーカーやチャイルドシートが買える!
こんな人は個室&母子同室!
私は、母子別室・大部屋でもいい!と考えていますが、すべての人に薦めたいわけではありません。
こんな人は、個室・母子同室をします。
- 赤ちゃんと家族が触れ合ってほしいなら個室
- 写真をバンバン取りたいなら、母子同室&個室
- 繊細なママは個室
大部屋は親族が赤ちゃんと触れ合えない?
病院や産院にもよりますが、私の病院の場合、個室は親族の入室が許可され、赤ちゃんと触れ合うことができますが、大部屋だと、ガラス越しでの面会が基本でした。
父親のみ、新生児室で検温して、エプロン・マスクを着用すれば面会することができました。
こちらは病院によって、どこまでが面会できるか差があると思いますが、個室のほうがママ以外の家族が赤ちゃんに合うことができる施設が多いと思います。
ちなみに、私の出産した病院は、個室でも15歳以下の面会は禁止されており、姉妹でも面会不可でした。
現在は、新型コロナウイルスの影響でパパでも面会できない施設が多いと思いますが…
大部屋や母子別室は写真が撮りづらい
大部屋や母子別室だと、ママでも授乳のタイミングでしか赤ちゃんと触れ合うことはありません。
ガラス越しで見ることはもちろん可能でしたが。
新生児期の赤ちゃんは毎日顔が変わります。
けれど、授乳室には他のお母さんたちもいるので、そこで写真を撮るのははばかられます。
また、ガラス越しだと、常に見えるところにわが子がいるわけではありません。
忙しく動き回る助産師さんに声をかけて、一番よく見えるところに赤ちゃんを連れてきてもらわないといけません。
なかなか勇気がいりますよね…
なので、写真を撮りまくりたい人は母子同室のほうがいいと思います。
繊細はママは個室がベスト!
大部屋でも大半のママは眠っていて静か…といっても、同室の人がどんな人かは賭けです。
基本的にはみんな同じ状況なので、周囲に配慮して静かに過ごしてくださいますが、中には周りを気にしない強者も…
私が2度目に出産し、途中から同じ部屋になった方がそうでした。
勢いよくカーテンを開け閉めしたり、ロッカーの扉をバタンバタンと激しく開け閉めします。
着替えを入れる袋もガシャガシャとならし、バサッバサと袋を開けるような方でした。
一度気になりだすと、かなり気になります。
少しの物音でも眠れない…ストレスがたまる…なんてママは、ちょっとお金がかかっても個室にしておきましょう。
【まとめ】とにかくママの体を一番に考えよう!
母子同室・母子別室や大部屋・個室のパターンを経験した結果、
- お金に余裕があれば、個室で母子別室
- 節約するなら、大部屋で母子別室
が、おすすめという結果になりました。
とにかく、母子別室です。
理由は母体の回復を優先させるため。
ここでしっかり休めるかどうかで、退院後の生活も変わってきます。
また、入院中は1人でゆっくり過ごせる最後の時間になります。
この時間を悔いのないように、有意義に過ごしてください!
会陰切開したくない!
1度目の出産で会陰を大破した私が、2度目の出産でお股を守り抜く!
噂のオイルパックを妊娠後期からチャレンジしてみました。
授乳からおっぱいを守り抜け!
産後からすぐ始まる授乳タイム!
おっぱいを守るレスキューアイテムをご紹介!
1人目の授乳でズタボロになった反省を活かして、2人目の時はおっぱいを守り抜いたよ!
小さな赤ちゃんのママは必見!